ローカルルールがストレスにならない転職先を探すコツ

「待遇や仕事内容を先に決める」

転職先から探す人がいますがその方法だと入職後に後悔してしまいかねません。転職先ではなく「待遇」や「仕事内容」を決定してから、その条件に合う職場を探すようにしましょう。
たとえば営業として働いていて転職を考えている場合、違う職種に転職したいと思っていても仕事内容を決めていなければ、「月給30万円でインセンティブあり。残業は20時間程度」と条件につられてしまい、自分の希望とは違う方向になってしまう可能性があります。条件だけを見てパッと決めてしまうのは転職の失敗に一番多い理由です。希望がきちんと定まっていないと転職先を見比べているうちに悩んだり、欲が出てきたりしてしまうため、まずは自分の希望をしっかりと決めましょう。
「給料やボーナスはいくらあればいいのか？」「休日は何日ほしいのか？」「福利厚生は？」「異動の回数や転勤の有無は？」「残業時間は？」「やりたい業務の内容は？」などをひとつずつ紙に書き出してみましょう。紙に書くことで考えがまとまるためより明確になります。ただし、いくら希望といってもあまりに高望みし過ぎると転職そのものがうまくいきません。身の丈に合う条件で決めるようにしましょう。
ある程度、希望条件が定まったら実際に転職先を探していくわけですが、おすすめはたくさんの求人の中から希望条件に合う求人を的確に紹介してくれる「転職エージェント」です。条件を伝えるだけで40～50件ほどの求人を紹介してくれるため、比較や検討がしやすくなります。

「優先順位をつける」

希望条件に合う求人といってもすべての条件に当てはまる求人はほとんどありません。「給料面は満たしているけど残業時間がオーバーしている」というように、何かしらの条件を満たしていないものがほとんどです。しかし、そういった場合でもあらかじめ優先順位を決めていれば選びやすくなります。
「残業時間はオーバーしているけど、給料や休日、福利厚生は条件通り」など取捨選択がしやすくなるため、それほど時間をかけずに働きやすい職場を見つけることができます。多くの人が「もっと良い条件の職場があるかも」といった考えを持っているため、他人の意見を多く取り入れ過ぎてなかなか決められずにいまが、答えは自分の中にしかありません。自分自身と向き合い、対話をしながら「自分の望み」を引き出すことが大切です。