職場には独自のルールがある
労働時間や休日・給料など就業全般に関する就業規則だけでは社内のあらゆる事柄はカバーできないため、独自にローカルルールが設けられていますが、就業規則のように契約書を交わすわけではなく設置が法律で定められてはいるわけではないため、従業員の合意は必ずしも必要ではありません。しかし、ある程度のペナルティを設置できるため多くの人が従っています。仕事をスムーズにすすめるためにもローカルルールは必要ですが、厳し過ぎる内容だとかえってモチベーションが下がり、生産性も落ちてしまいます。
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仕事をしていく上でルールがあるのは当然
仕事をするうえでルールに従うのは当たり前のことです。もしルールがなければ仕事がしにくくなり、トラブルも頻発してしまうことでしょう。そのような環境ではモチベーションが下がり効率も落ちてしまうため、業績自体も下がってしまいます。円滑に効率良く仕事をするためにルールは必要ですが、勤務年数が長くなるとルールの遵守が疎かになってくるので注意が必要です。ここでは初心を忘れないように、仕事のルール基本4項目を紹介します。遵守できているか、ときどき思い返してみましょう。
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ローカルルールを設けるメリット・デメリット
就業規則でカバーできない部分をローカルルールとして補っています。ローカルルールを設けることによって、評価基準が明確になって従業員のモチベーションアップにつながる、ルールを明文化することで一定のレベルを保てる、新人教育がスムーズになる、トラブルが起きても迅速に対応できるなどのメリットが生まれる反面、ルールに縛られてやる気が低下する、自分で考えることを放棄するなどのデメリットも生じます。ローカルルールは社風にも大きな影響を与えるため、内容が非常に重要です。
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就業規則との違い
会社のルールには就業に関するルール「就業規則」と社内のあらゆる事柄のルールを取りまとめている「ローカルルール」があります。ローカルルールは業務形態や事業形態によって内容が規定されるため、会社ごとに異なります。設置が義務づけられているわけではないため従業員の合意は必須ではありませんが、ある程度のペナルティを設定できるため、ほとんどの人が従っています。一方、就業規則は労働基準法に基づいて定められた規律のことです。契約書を交わすため、従業員は内容に合意し従わなければなりません。
ローカルルールに戸惑っている人におすすめの記事
自分に合った転職エージェントを利用する
求人には一般公開されている求人と特定の人にしか紹介されない非公開求人の2種類があります。転職エージェントに登録すると、高待遇の求人が多い非公開求人を紹介してもらえるため、希望条件よりも良い条件で転職できます。
看護業界
特殊なルールが多いといわれている看護業界では決して口に出してはいけない「魔の言葉」があります。多忙だといわれている看護師にとって、比較的穏やかな時間を壊してしまうその魔の言葉は、口に出さず心の中で唱えるのがルールです。
ローカルルールを設けるメリット・デメリット
ローカルルールを設けることで仕事の効率が上がり、業績アップにもつながりますが、締めつけ過ぎるとマニュアルに沿った画一的な考えしか持たなくなります。既存のやり方ばかりで新しいアイデアが生まれないと時代に取り残されてしまうでしょう。